富士通・東芝 携帯電話の事業統合 「国内シェアでトップ目指す」

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100706/bsb1007060501003-n1.htm

国内携帯電話市場は普及率が9割を超え飽和状態にある。電子情報技術産業協会(JEITA)によると09年度の国内携帯電話出荷台数は、前年比12.3%減の約3142万台と1998年度の水準にまで落ち込んでいる。

 大谷氏は「07年に総務省が携帯各社に大幅な値引き販売を改めるよう指導したことが響いており、それ以前の水準に戻るのは難しいだろう」とみる。その上で、「中長期的には海外市場の強化は避けられないテーマ」と海外に照準を定める。富士通は昨年1月に台湾で試験的に携帯電話端末の販売を行っており「アジアは高価格品の有望市場だ」と参入に前向きな姿勢を示していた。


NECカシオも富士通東芝連合も海外(アジア中心か)進出をする競争力を高める事が大目的のようだ。