グーグル、SNSの友人コンテンツを検索結果に表示する「Social Search」を公開

http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT200910270001.html

 Googleは、Twitter上のデータ処理に関する計画を立てている一方で、「Social Search」のコンセプトを披露する準備を整えた。

 GoogleバイスプレジデントであるMarissa Mayer氏は、先週開催されたWeb 2.0 Summitにおいて、Social Searchのデモンストレーションを実施した。同サービスが米国時間10月26日、「Google Labs」プロジェクトとして公開された。Social Searchでは、「Google Profile」およびカスタマイズされた検索結果と、いわゆる「リアルタイム」検索のコンセプトが統合されており、ユーザーはGoogle Profileの友人や連絡先に登録されたユーザーが作成したコンテンツを検索可能になる。

 GoogleのAmit Singal氏は、Social SearchがTwitterとの連携を視野に入れずに個別に開発が進められたことを明らかにしている。オプトインサービスによって、Gmailの連絡先やパブリックなソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上の友人には、ブログ、TwitterFriendFeedのアカウント、その他の公開された情報などでGoogle Profileにリンクされたコンテンツが提供される。

 つまり、もし自分のブログをGoogle Profileでリンクさせていれば、連絡先に登録されているユーザーは、検索結果ページで特定の検索に対してダイレクトにブログへ投稿された情報を参照できるようになる。こうしたリンクは現在のところ検索結果ページの最下部に表示されるが、検索ユーザーは、新たにページの左に用意された「social」リンクを用いて検索結果をカスタマイズし、自分のネットワークで提供されているコンテンツからの検索結果のみに絞って表示することも可能なオプションを利用できる。

 友人の友人がパブリックなSNS上で提供するコンテンツも同サービスで参照できるようになり、検索結果には、そのコンテンツが自分のネットワーク内で表示されるためどのようにしてつながっているのかも表示される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ