過去の記事だけど、PV以外の指標がますます重要になってきたと思う、今日この頃。

Nスクリーン時代、アテンションの獲得が単一デバイスでますます困難に。
何をユーザーアクションの指標とするのか?
超ザックリだけど、インターネット広告における指標は

■これまで 
①コンバージョン (購入等の直接収益につながる結果。アフィリエイトなど)
②来訪数     (ターゲティング深度やSEMなどの手法は問わない)
③PVおよびIMP   ()

■これから
・オーディエンスによる評価(ソーシャル性)
・Nscreen戦略におけるデバイス連動サービス(リッチなユーザー体験)
・リアルとの連動(ARなど)
(順番と重要性は関係ない)

根本的な変化はこうかもしれない。
今まで、ネット広告はセールスプロモーションの側面が強かった。すなわち、販促費だった。
理由は、費用対効果が明確で、他の広告に比べて計画的に投資できたからだ。

そこに、ソーシャルという波が来て、どうやらそれ以外にもネットには重要なことがあるかもしれない
ということに広告主が気づき始めた。それが「これから」の指標に上げた観点だ。

電通のさとなおらぼでSIPSというモデルが発表されたが、関連するなぁと思った。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2011/pdf/2011009-0131.pdf

ふと、下記の記事を見て思いました。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/10/09/ceatec2009_yahoo/001.html

⇒PVだけでは利用状況を測れなくなっている中、「どういう指標で評価するのが実態と合っているか、探っている状態」(井上氏)