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最近の韓国のニュースを見ておりますと、スマートTV関連のニュースが
多くなっています。最近の流れをお送りできればと存じます。
まず、スマートTV陣営と各プラットフォームですが
Google ⇒Android
Apple ⇒AppleTV
Samsung ⇒Samsung Apps
その中でもSamsungの動きはユニークです。ポイントは
1:独自プラットフォーム「Bada」
2:開発者支援
3:他デバイスとの連動
4:国家戦略、スマートコリア
1:独自プラットフォーム「Bada」
⇒2010年6月にSamsung Waveが発売。後続機種が未発売だが、
TV上で動くという情報も入ってきています。
http://www.socialtimes.com/2010/08/samsung-bada-app-store/
2:開発者支援
⇒世界約34都市で「Bada Developer Day」、アプリコンテスト
「Bada Developer Challenge」も。最優秀アプリには現金30万ドル。
賞金と景品(Wave)を合計した総額は270万ドル。
3:他デバイスとの連動
⇒Galaxy tabにはHDMIが搭載されており、その他製品を見ても
Samsungはデバイス間の連携を強めてきている。
4:国家戦略、スマートコリア
⇒国家情報化戦略委員会と政府省庁などが`スマートコリア`
という次世代の国家発展戦略の樹立に大々的に乗り出した。
早ければ11月に政府レベルのスマートコリア総合計画が
発表される見通し。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=105&oid=030&aid=0002086805
スマートというキーワードを軸にIT戦略を強化したい政府と、
他社に先駆けてTV市場・TVプラットフォームを確立したいメーカーの
思惑が重なり、TVを巡る話題が多くあります。
3DTVなど、話題を欠かさない2010年のTV事情ですが、
「プラットフォームのHUBとしてのTV」という視点でも
注目していきたいと思います。
テスト
TV Apps Running on Samsung Bada Platform from Neil Vidyarthi on Vimeo.