韓国「IDENTITY」、4つのスマートデバイスをリリース

Android2.1を搭載したタブレット端末と、フレッツフォンのような
LCD付きIP Phoneがリリースされました。

ターゲットは20代前半〜30代半ばのアーリーアダプターとしており、
まずは国内のタブレットPC市場を主導していくという意気込みです。

下記に動画と画像がありますが、動作感はiPadと遜色はなさそうですし
Flash対応の期待も出来そうですあと後はコンテンツとUI次第で
対抗馬となる資質はありますね。

韓国ではコンバージェンス(FMBC戦略に近いです)化が進んでおり
他の端末やコンテンツへの連動性、拡張性を前提として作られている
印象が強いです。この点もiPadとの差別化要因でしょうか。

(日本のNTTにあたる韓国の通信会社のKTが、コンバージェンスに
 力を入れていることも非常に影響していますが)

NPDによると、第2・四半期の米スマートフォンAndroid
Black berry、iPhoneを抜き一位になったと報道がありましたが
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-16652720100805
コンバージェンスを想定したOSとしてもAndroidは優れているので
これから巻き返しが起こりそうですね。

動画はこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=1uzZ2Lnt-Ao

画像はこちら↓
http://inspow.com/140111908827

各端末のスペック
(総じて、CPUは1GHz、メモリは512MB。Android2.1以上。
 HDMIに対応しており、TVなどへの展開を想像させる仕様です)

Tabletタイプ
・7インチサイズのタブレットPC
 『スマートパッドE201』
 LCD:7インチ、TFT、マルチタッチ
 CPU:ARM Cortex-A8 1GHz
RAM :512MB
Interface:USB,HDMI,Ear/Mic Jack,SD Card slot
Wi-fi, Bluetooth

・3Gと無線LANを同時にサポートする8インチサイズ
 『スマートパッドE220』
 LCD:8インチ、TFT、マルチタッチ
 CPU:ARM Cortex-A8 1GHz
RAM :512MB
Interface:USB,HDMI,Ear/Mic Jack,SD Card slot,DC Jack
Wi-fi,Bluetooth

○Phoneタイプ
Androidオペレーティングシステム(OS)をベースにしたインター
 ネット電話(VoIP)『S200』
 LCD:7インチ、TFT、マルチタッチ
 CPU:ARM Cortex-A8 1GHz
SDRAM:512MB
Interface:USB,HDMI(miniHDMI),Ear/Mic Jack,SD Card slot,DC Jack
Wi-fi,DECT,Bluetooth

・モバイルインターネットデバイス(MID)『M100』。
 LCD:3.7インチ、Color AMOLED,マルチタッチ
 CPU:ARM Cortex-A8 1GHz
SDRAM:512MB,internal 16GB,SD 2GB
Interface:TTA20pin Connector,Ear/Mic Jack,Micro SD Card slot
Wi-fi,Bluetooth