Androidがモバイル市場を制する10の理由

 GoogleAndroidプラットフォームが、米国で2010年第1四半期にiPhoneよりも売れたとNPDが報告した。MotorolaのDROID や、さまざまなキャリアからAndroid端末が投入されたことが追い風になった。

1. 流れが変わりつつある
2. キャリアの疑念も晴れた
3. 消費者はAndroidを受け入れつつある
4. Googleがバックに付いている
5. 数の力
6. アプリも増えている
7. iPhoneへの熱狂は収まる
8. 業界がAppleに反発
9. 端末ベンダーの支持も増える
10. Googleにはプランがある

 RIMやMicrosoftとは違って、Googleにはモバイル市場支配計画がある。同社は、消費者、ベンダー、キャリアを引きつけるために何が必要か分かっている。市場がモバイル機器に求めているものを理解している。複数のキャリアと多数の端末なしではAppleに張り合えないことを自覚している。今のところ同社の計画はうまく動いている。Androidが好調に伸び続ければ、Appleは遅かれ早かれ、自身のモバイル業界征服プランがかつてほど盤石でないかもしれないということに気付くだろう。