ニフティとスクエニ、「Game@nifty」でゲーム内広告の配信をスタート

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カジュアルゲームは、パズル、アクション、カードゲームといった手軽に楽しめるゲームの総称。「Game@nifty」ではこうしたカジュアルゲームをユーザーに無料で提供し、ゲーム内広告を配信する。広告配信は、カジュアルゲームのプレイ中、ステージの変わり目に発生する「Natural Break」と呼ばれる「間」を利用して行われる。ユーザーが自然と手を休めるこのタイミングで広告を配信することにより、ゲームはゲームで楽しみながら、広告もしっかりアピールできる媒体として機能する。ニフティでは、4月10日からテスト配信を開始して、スクウェア・エニックスとともに分析を行うとしている。

 ゲーム内広告は米国で急成長している市場で、ネットマーケティング情報サイトeMarketerは、2006年から2011年の間にゲーム内広告市場は毎年約23%ずつ成長し、2011年には20億ドルの市場規模に達すると予測している。


ゲーム内広告はWEBだけでなく、コンソール機にも進出。

家電から何からあらゆるものがネット接続される時代にして、WEBプラットフォームとしてのクラウドコンピューティングの到来もあり、広告もユビキタス化。
アテンションをどれだけ集められるかが広告の1つの方向性であることは間違いが、ひたすらに生活者の周りに網を張るような広告の次は、深いアテンションを得るためのターゲティング技術、顧客と起業の運命的な出会いを演出するプラットフォームが高い付加価値をえるだろう。